「酔い醒めの水、下戸知らず(よいざめのみず、げこしらず)」

「酔い醒めの水、下戸知らず(よいざめのみず、げこしらず)」
酒の飲めない人には、酔いからさめたときに飲む水のうまさは、理解できないという意味です。
これは深酒をしたために脱水症状を起こしているに過ぎないのですが、酒飲みにとっては、「酔い醒めの水は、甘露の味」と錯覚して冷水をがぶ飲みする状態を言ったものです。
般若湯(はんにゃとう)と言ったり、酒飲みの都合よい表現の一つです。
「おとそ気分」もそこそこに、新しい年の本格始動です!!
快栄寺(eお坊さんねっと) 「法話集」より  合掌