地震対応「屋外への避難」?

危険を感じた時は、やみくもに脱出すればいいというわけではない。
突然の揺れにあわてて家の前の車道に飛び出し、走ってきた車にひかれ、死亡してした例もある。
「行政の防災マニュアルには、『狭い路地や塀、崖など危険な場所に近づくな』などと書かれてはいるが、車道の危険性についてはほとんど触れられていない。とっさの時ではあるが、よくよくの注意をもって避難すること。また、運転者の証言では“最初はめまいかと思っているうちに、ぐらぐら揺れだした。ブレーキもハンドルも利かなくなった”という。この証言から分かるように、地震発生時、車はハンドル操作が利かず暴走する危険がある。避難時はできるだけ車道に近づかない方が安全なのだ。参考;SAPIO 2012年3月14日号」
学習、経験の積み重ねでとっさの時の対応にも、今まで常識と言われてきたことが今やそうではないことになっています。