葬儀(引導)

一般的に使われる意味合いとしては、上位の立場にある人が下位の立場の人に対して、性根を持って覚悟をさせる場合などに「引導を渡す」という表現がされますが、
本来の意味合いは迷妄(めいもう:道理がわからず、事実でないことを事実だと思い込む)の衆生(しゅじょう:一般の人)を導くことです。
葬儀の際には、導師が亡者に法語を与えることをいいます。この法語を「引導法語」といいます。
この所作は、地域の文化・風習や宗派などにより異なります。
IT坊主の法話集 より