葬儀(山頭念誦)

山頭とは元来、寺と火葬場を表し、本来は火葬に際しての念誦(回向文)のことです。
この場合の内容は概ね、「・・・は生縁がつき仏の世界に帰るにあたり火葬します。この幻のようにはかない身を火葬し涅槃の道に送ります。阿弥陀如来仏名をお唱えして悟りの浄土に至るのを助けます。・・・悟りの風で荘厳し故人の心の汚れを洗い清めてください。・・・・・香をたいて如来の浄土に献じます」などなどという意味です。
ただし、この作法は、地域の文化・風習や宗派などにより異なります。
IT坊主の法話集 より