供養(お経を読むときの心得)

・お経の唱え方は各宗派でさまざまです。特に決まりは設けてはいません。心を込めて読みましょう。
・節を付けて読む人が居ますが、節は付けず、たんたんと読みましょう。
・始めと終わりの合図は、通常の日課では三つ位が適当でしょう。丁寧な行事の場合は五つ位です。始まりは、「さあお経をはじめますよ」という合図ですから、なるべく大きく鳴らし、終わりのほうは「これで終わりですよ」という合図ですからサラリと小さく鳴らす程度が望ましいでしょう。輪がなければ打たなくても構いません。
・読経の間、鉦や木魚などの鳴らしものはなくても構いませんが、適当に入ったほうが響きは荘厳になりますが、多すぎると騒々しくなりますからほどほどです。
eお坊さんねっと 説話集より