説話(歳を送る)

暮れに近づいてくると何かとあわただしい気持ちになります。
12月は「師走」と言うように、何とか年内に片付けようという気持ちになり、仕事のけじめや整理に追われます。
12月31日は、一年の最後の日ということで「大晦日」(大陰暦では、毎月の最終日を「晦日」)といい、12月31日の夜を「除夜」(「日ごよみを除く夜」)といい、年を越すので「年越し」ともいいます。
又、一年間無事に過ごせたことを先祖に対して感謝する日でもあるのです。
及び、年末から年始に掛けては、新しい年の穀物に実りを与えてくれる年(歳)神さまを祀る期間でもあるのです。
eお坊さんねっと 説話集より