“だんご”状態の仕事

仕事の基本は、必要な作業項目を洗い出したら項目ごとの内容の検証を行なうことが必要で、人が具体的に行動できるレベルに分解・分離(ブレイクダウン)し、段取りを明確にし個々の作業項目に展開します。
作業項目が、“だんご”状態のまま仕事をスタートさせた場合、時間の経過と共に新たな(計画に明確化されていない)作業が表面化し、オーバーヘッドになったり、無駄なことを行ったりして、いくつも重なると担当者のやる気も低下し、良いことは一つもありません。
初期動作で手抜きをすると後の修復には多大な労力と経費がかかります。
何よりも顧客はじめ各方面に迷惑がかかり信頼低下を招くようなことにならないようにすることです。
大雑把な計画では大雑把な動き(仕事)しかできません。
仕事の計画は“分離・分解して詳細作業に展開する”これが基本です。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より