プロジェクトにおけるリーダーの資質(問題や課題の設定)

リーダーは、「仕事を取り纏める能力を有し、その分野でプロ意識を持って判断・行動ができる人」であることが前提です。リーダーに期待される資質に問題や課題の設定が具体的にできるかがあります。
現状がどういう状態にあって、何をいつまでにどうしたいのか、目的意識ははっきりしているか、問題点や課題が“だんご”になっていないか、事柄を分離して整理できるかなどにより以降の判断や対応(対策)が変わってきます。
及び、スピード感をもってこれらの整理が行えるかどうかが非常に重要なことです。慣れるまで、頭の中でループ状態にならないようステートメントレベルにして書いて整理してみるのもいいでしょう。
これらを整理することにより問題や課題が具体的で明らかになります。
慣れてくるとある程度は頭の中で整理できるようになりますが、記述して整理することに大きな意味があり空回りの防止に役立つことになります。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より