お盆(新盆・・にいぼん[初盆])

亡くなられた方の四十九日が過ぎ、初めて迎えるお盆です。
迷わずご家に入っていただくよう目印として、絵柄の無い白提灯を玄関先や軒下などに吊り下げ火を灯します。
地域によっては生前、ご本人が身に着けていたもの(襦袢やシャツなど)を吊り下げるところもあります。
新盆を迎えた家には、葬儀に参列した人々の中でも、特に親しかった人、お世話になった人などがご供養に訪れる習慣があります。
つい最近まで家族の一員だった人ですから、追慕の気持ちが強く、特別にもてなしたいという心があるのです。
eお坊さんねっと 近代説話集より 合掌