ビジネスでの出会いは真剣勝負

主客が明らかな出会いもありますが、誰が主人で誰が顧客だと言うことではなく出会うこともが多くあります。こういった出会いのほうが新しいビジネスチャンスかもしれません。とはいえ、出会ったその後はどうでしょう。
出会いが上手く活かされているでしょうか、名刺の数だけは増えたが、そこから何も生まれていない場合も多いのではないでしょうか。ある人から「この一年で大勢の人と会った!ほら、名刺がこれだけある」と整理していない名刺の束を自慢げに見せられたことがありました。
これではもったいない。“宝の山”になるかもしれないものが目の前にあって束になっているのです。出会いはそれだけで終わらせるのではなく、出会いをチャンスに切り替えるスイッチが重要であり、別れたあとのフォローが大切です。そのフォローが上手い人と、上手くない人が居ます。どのようにすれば上手くいくだろうか、非常に難しいかもしれません。それが上手くできる人はビジネスに結びつける可能性も高いでしょう。
アンテナを高くすること、計画的な活動がポイントです。諸行無常(しょぎょうむじょう)の世の中、有効な縁とそうでない縁の切り分けは素早く、時間は有効に活用しましょう。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』