手法は使い方次第で毒にも薬にもなる

世の中には、いろんな手法が溢れかえっています。各種手法(考え方の)を活用する場合、指導する立場にある人が、ツール(手法)の本質をきちんと理解して、正しく伝え、活用することが重要です。
正しく理解していない人が、疑問に感じたり、想っても言えない環境に居る人に対して使ったりすると、悪い意味での洗脳状態を作り上げることになるかも知れません。
たとえば近年、「ブラック企業」といわれている企業の中には、意図的に社員に対し“洗脳”を行うと聞きます。
たとえば「スローガンなどを唱え、高揚させる」というのは、関係者全員の一体感を強くする目的での活用です。その他、集団での活動を行う場合に、何らかの共通事項(目標、理念、信条など)を掲げ、時には唱和したりして、仲間意識を継続・維持させようとして使われることもあります。
ツール(手法)は使い方次第です。考え方をきちんと理解して正しい使い方をすれば良い結果が期待できます。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』