約2割が「1111」など安易な暗証番号に

今の時代、お世話になることが多く、生活には欠かせない暗証番号(PIN=Personal Identification Numberの略)やパスワード。使われ方によっては、識別番号とか、認証番号とも呼ばれています。
一般的な理解では、「暗証番号は数字の羅列」「パスワードは文字と数字の羅列」であり、暗証番号はパスワードに含まれることになります。従って、数字しか使用できないシステムでは“暗証番号”と呼び、文字と数字を組み合わせて使用できるシステムでは“パスワード”と使い分けられるはずです。ただ、現実には混在されて使われているのが現状です。
暗証番号については、ある調査結果にこのような数字があります。最も使用されている番号は「1234」が約10.7%、続けて「1111」が約6%、「0000」は約1.9%、「1212」が約1.2%です。
この4種類の合計で約2割となっているというのです。「まさかこんな安易な付け方はしないだろう」と思うでしょうが、実は安易な暗証番号は多いのです。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』