「おもてなし」は表裏の無い、対価や見返りを求めない心

今や皆さんよくご存知の「お・も・て・な・し」のフレーズ+「合掌」するというスタイル。
ん、合掌することがおもてなしだったかな?という会話も聞かれますが、一躍有名な言葉となりました。 
「おもてなし」は、親友や家族と接するように、表裏の無い心で、対価や見返りを求めない自然発生的な対応を行うことと言われています。又、おもてなしには、目に見える「もの」と、目に見えない「こと」があります。
わかりやすい例として、ビジネスでお客さまを食事に接待するシーンを想定してみましょう。
接客部屋(場所)には、季節感ある生花や食べ物や飲み物はお客さまのお好みの品や銘柄(「もの」)などを用意。所作や振る舞い、手配り、会話の内容、言葉使いなどのように、その場の雰囲気や状況として、消えてしまうが心には残る気配りや心配りのような事柄(「こと」)があるでしょう。
このように五感で満足し、幸せと感動と余韻を持っていただけるよう、相手(他者)を思いやる心がおもてなしといえます。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』