説話(人の生きる道)

人の道は、「基本と正道」です。
『世の中には損や得、賞賛や非難、名誉や不名誉、苦や楽などがありますが、これらのことに触れても心は混乱せず、平静である。憂いや悲しみ、未練がなく「これがやりたい、あれがやりたい」という欲もない。
心が安定して平和がある。お釈迦さまは「このような人はいかなることにも負けず、あらゆる場面で勝利を得、幸福が得られる。これこそが人間の生きる道です」と説かれています。』
お釈迦さまの説かれたことを全て実行しようとすると無理があります。ひとつでも、少しでも、自分に必要だと想うことを意識する、身の丈にあったことを行なう。ここがポイントでしょう。
Reference:「アルボムッレ・スマナサーラ師(スリランカ出身の僧侶)講義資料より抜粋し編集」
eお坊さんねっと 説話集より