説話:朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)

このことわざの意味は、朝方に○○宗のお題目を唱え、夕方には△△宗の念仏を称(とな)える人の様を言ったものです。
つまり、しっかりとした自分の意見や考えのないこと、無原則、無節操のたとえとして使われます。
因縁のあることわざですが、各々の良いところは取り入れたらよいのではないかという考え方もあります。
相容れない反対意見の中に貴重な対策や解決策が含まれていることも見逃してはならないでしょう。
eお坊さんねっと 説話集より