情報セキュリティ(ファイアウォールとは)

ファイアウォールは、ネットワーク通信において、その通信をさせるかどうかを判断し許可するまたは拒否する仕組みです。しかし、その通信をどう扱うかの判断は、発信元とあて先の情報を見て決めており、通信の内容は見ていません。これを荷物の配送にたとえると、送り主とあて先などの情報は見ているが、その荷物の中身は見ていないということになります。
この言葉、元々は火災などから建物を防御するための防火壁のことをいいます。火災のときに被害を最小限に食い止める防火壁のような役割を果たすことから、インターネットの世界では、外部のネットワークからの攻撃や、不正なアクセスから自分たちのネットワークやコンピュータを防御するためのソフトウェアやハードウェアを、ファイアウォールと呼ぶようになったのです。
ファイアウォールには、インターネットサービスプロバイダが自社の接続サービスを利用している利用者を対象として、ファイアウォールをサービスとして提供している場合があります。自分が利用しているインターネットサービスプロバイダで、サービスが提供されているかどうか確認し、利用を検討してみるとよいでしょう。
出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/structure/01.html
をもとに編集
マキコーポレーション「公認情報セキュリティマネージャー(CISM)」システムノーティスより