説話:鬼の空念仏

「鬼の念仏」ともいい、うわべだけ優しく見せたり、殊勝な態度を見せることを冷やかして言うときに使います。
とってつけたみせかけの行為は決して長く続くものではないことを言ったものです。
心から本心での思いが表面にでることが重要で、そうでもない下心のある人が、うわべだけ優しく振舞う様を鬼に例えて表現したものです。
eお坊さんねっと 説話集より