説話(家族関係)

諸説あるお釈迦さま(釈尊:仏教の開祖)の説法(説話)の中で家族の関係について次のように説いています。
『家の権利はすべて妻に委託するべきです。理性のある妻が、夫・子供・家の財産などを管理するのです。夫に雇われている人々がいるならば、その人々の間で問題が起こらないように手を施すのも妻の仕事です。仏教の社会では、女性には仕事が多いのです。女性蔑視などの概念はないのです。“夫は妻をしょっちゅう褒めなさい”それは女性をおだてる目的ではないのです。女性を褒めておだてて自分の意のままにできると思ったとすると、それが女性蔑視なのです。母親は一生、子供のことを心配するのです。夫は妻を褒める。子供は母親を尊敬する。』これが一般的な家族の関係であるべきです。
eお坊さんねっと 説話集
参考:「パティパダー巻頭法話」(http://j-theravada.net/howa/index.html):A・スマナサーラ長老より抜粋・編集