情報セキュリティ(ショッピングサイトの利用)

自宅や会社に居ながら買い物ができるインターネットのショッピングサイトは、とても便利なものです。しかし、ショッピングサイトを使って買い物を行う場合、直接その店舗や商品を確認することができないため、それを悪用した詐欺などのトラブルが増加しています。もっとも多いトラブルは、代金を入金しても商品が届かないケースです。このトラブルのほとんどは、詐欺目的で一時的に開設したショッピングサイトを利用したものです。
正規に営業しているショッピングサイトでは、特定商取引法に基づいて、販売業者名や運営責任者などの項目を記載しているところが多いため、その会社が安心できるかどうかの判断材料にすることができます。ただし、倒産直前に商品をとても安い金額で宣伝して、多くの顧客から現金を集めた上で、商品を発送しないまま一切連絡がつかなくなってしまうという事件も起こっています。販売価格が市価と比べて異常に安い場合には、慎重に取引を行うようにします。
出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security02/03.html)をもとに編集
マキコーポレーション「公認情報セキュリティマネージャー(CISM)」システムノーティスより