日本語あれこれ(同じ穴のムジナ)

小学五年生の孫娘からの質問です。“ムジナって見たことある???”です。
“ムジナ?”・・・私
よくよく聞いて見ると、ことわざの「同じ穴のムジナ」から疑問を持ったようです。確かに名前は聞いたことがありますがご尊顔を拝した記憶はありません。
早速あれこれ調べてみる(由来、意味合い等を含めて)と次のようです。
『ムジナ(狢)というのは、日本の昔話や民話などに出てくる動物で人を化かし、騙し、悪事を働く妖怪として登場します。このことわざでいう“同じ穴の狢」の意味合いは「一見、関係のないように見えても実態は中身や性質は同じ(同類・仲間である)で一緒に悪巧みを行うもの同士」ということです。
それでは当初の疑問である「狢(ムジナ)」とはですが、これは地域により諸説あり「たぬき、きつね、あなぐま、はくびしん、その他の生き物」などが候補になるようです。因みに「たぬき、きつね」は人を騙す動物としてとして昔話や民話に登場します。』ということで、「ムジナ」の実態は不明という結論になりました。
但し、この言葉には多々意味合いがありますので使い方には注意が必要です。
「ムジナ」の実態情報をお持ちの方、コメントをお願いします。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より