日本語あれこれ(奥さんは山の神?)

「世の亭主族にとって一番怖いものは」ということになると会社の上司でも他の誰かでもなく女房(奥さん)というご仁が多いのでは?
これは今に始まったことではなく神代の昔からと云われています。というのは、古代は自然崇拝の時代で「山の神」つまり山を支配する神は怖い存在として捉えられていたのです。『おかみさん』と『山を司る神様(かみさま)』とが相まって『山の神=奥さん』となったらしいのです。
『おくさん』と呼ぶのも『奥のほうに』あって、やはり怖い存在ということからのようです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より
「知っているようで知らない日本語」㈱ごま書房より引用&編集