日本語あれこれ(千畳敷に寝ても畳一枚)

そのままの意では、千畳もの広さがある部屋を与えられここに寝てくださいと言われても、人一人が寝るのに必要なのはせいぜい畳一枚で用は足りる。ということわざです。
これは、「一人の人間が必要とするものには限度があります。悪戯に多くの欲をかくべきではない。」という戒めの言葉です。
次のような言葉もあります。
「起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半」
人間の際限のない欲を戒める言葉です。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より