認知症:症状(被害的な妄想)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。症状として、「行動・心理症状」に関連する症状として『被害的な妄想』があります。
・財布を取られたなどの「物取られ妄想」
・警戒感や不安感などからくる配偶者が浮気をしているといったような「嫉妬妄想」
・家族に裏切られていると思い込む「不実妄想」
・他人が家に入り込んでいるといった「進入妄想」
・家族が迫害を受けているといった「家族迫害妄想」
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集