南天(なんてん)

南天(メギ科ナンテン属)は、「難を転じて幅となす」縁起物とされ正月飾りや仏花としても使われます。
不浄を清める木と言われ庭に植えたり、南天の箸は食あたりを防ぎ長寿を願うということで好まれるようです。
実や葉は乾燥させ咳止めとしての薬効があり、煎じてうがい薬として利用されたりしています。
また料理の飾りに南天の葉をあしらったり、実も「赤、黄、白」とあり美しいので観賞用にもされます。
ちなみに花ことばは「良い家庭」。
快栄寺(eお坊さんねっと) 「法話集」より  合掌