アマチャ(甘茶)

4月8日のお釈迦さまの誕生祝(花祭り)に、「甘茶」をお出ししたのですが意外とその効能について知られていません。
皆さん、お茶の仲間だと思っておいででした。
「茶」という字が付いていますが、お茶ではありません。
花祭りでなぜ甘茶が使用されるかの詳細はさておいて、「天の恵みのお茶」と言われ(お釈迦さま誕生の由来より)、天茶(あまちゃ)」ともいいます。
ユキノシタ科のアマチャという植物の葉を乾燥させ煎じたものです。
甘さは砂糖の200倍〜1000倍なのにカロリーはゼロ! そのため糖尿病治療に用いられます。
抗菌作用や抗アレルギー作用、歯周病、婦人病にまで効能があるといわれています。
とろんとした口当たりで、甘さを感じる満足感があります。
これは、フィロズルチン(天然甘味料)という甘み成分が含まれているからです。
「甘茶は日本薬局方に医薬品として収載されており、医薬品の苦味を和らげる矯味剤や口腔清涼剤としてや味をまろやかにする効果もあり醤油などの製造や仁丹の材料としても用いられます。
花粉症にも効果があるようです。
IT坊主のひとりごと