説話(自分の道を)

人は各々自分の歩むべき道を見つけ、生まれた尊さを全うすべきです。
そのためにはまず自分の心を整えることが大切です。
ところが感情に流されどうにもならなくなったり、心の乱れに悩まされることもあります。
他人からどう見られているだろうかなどついつい気になってしまうこともあります。
心を失うと、わがままになったり、愚痴が出たり、廻りのせいにしたりしていると、挙句の果ては社会が悪いからなどとなって怠けの情に溺れていったりもしてしまいます。
そんなことにならないためには、自分の心を見出し、責任を強く感じ、積極的な意志を起こすことが必要です。
自分の道は自分で見つけ、自分の足で歩くのです。
eお坊さんねっと 説話集より