風通しのよい文化

自分の担当範囲だけでなく、気づき事項、気になった関心事、などなど、どんどん提起(提案)しましょう。
これを繰り返し実行することにより、組織(プロジェクト)内の風通しもよくなり早い対応が可能になります。
但し、提起の仕方についても、“言いました”、“伝えてあります”のみでは無責任です。
事実を整理して極力ビジュアル化です。
音波(言葉)のみではうまく伝わらないことが多々あります。
①現状の問題点(事実であること)を具体的に
②原因は何か(どこにあるか)
③あるべき(期待する)姿は何か
④対策案(暫定対策、本対策に分ける)
⑤上記各々についての根拠や材料は極力明示する
などのように整理します。
単に不平不満のみを羅列したものではなく、見える化、みせる化状態にすることです。
又、他(顧客や他部門以外)からの指摘についても、上記と同様に整理して対策の土俵に乗せます。
風通しの良い組織文化を創ることで早い情報が得られ、早い対応が可能です。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」