“仕事を任せる”とはどういうことか

“なんでもかんでも自分で行わないと”と思っていては部下の成長もなく組織の活性化にもなりません。
仕事を任せるということは、「責任と権限」 を与えることです。
うまく任せることは、仕事全体の能率を高め、効率向上につながります。時にはリスクを伴うこともありますが、リスクも仕事の一部です。
(1)上手な仕事の任せ方
  ①業務目的をはっきりさせる
  ②仕事の目標を明確にする
  ③仕事の範囲と権限をはっきりと指示する
  ④能力に応じた任せ方をする
  ⑤指示は極力書き物で(指示を受けた人はメモを取ること)
(2)任せたままにしない。ただし
  ①適切なフォローアップをおこなう
  ②単独暴走しないように注視する
  ③途中で過剰(不要)な口出しはしない(“がまん”も必要)
  ④適切な成果の評価を行なう
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より