要求仕様の確認方法

要求仕様の確認ポイントは概ね以下のような5W2Hで行います。
① Who:誰が使用するか?
② When:いつ使用するか?
③ Where:どこで使用するか?
④ What:どんな機能か?
⑤ Why:なぜ必要か?
⑥ How to:使い方は?
⑦ How many:どのくらい使用するか?(サイクル、頻度など)
要求事項に対して矛盾がある場合には、要求者自らがその矛盾に気が付づく場合が多くあります。
但し、この場合の基本は、仮に不整合な点が発見されてもその段階(時点)では詳細に入らず、不整合事項を検討課題として記録に残し全体の確認ができた段階で、発見された事項の検討や全体の調整を行なうことです。
これらの質問を、質問者(確認者)がうまく組み合わせて行なうことにより効果的な結果が期待できます。
確認結果は必ず記録に残すことはいうまでもありません。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より