成功する人は「苦しみの経験」を財産にできる人

人は誰しも、よくありたい成功したいと思っています。よく、「成功するための○○」とか、「私はこのようにして成功しました」などという成功の体験が披露されたりしますが、これらは役には立ちません。
「こつこつの積み上げですとか」、「たまたま偶然の結果で」などという“オチ”になるのが大方のパターンです。
また、「役に立つ失敗例」なるものも耳にしたり、目したりしますが、誰も失敗しようとしてチャレンジはしませんので、これも無意味です。 どれも、話として聞いておく程度と捉えたほうがいいでしょう。
今までに成功した人の多くは実際に自分で、「苦しみを体験(経験)し、身体が苦しみを知っている人」です。苦しみの経験は財産です。軌道に乗ったとしても、いつ、何が起こるのか判らないのが世の中です。苦しみを経験した人であれば人間の根っこが、深く広くなっていますので、とっさの時の対応がすばやく適正に行える体力を蓄えています。経験から得た知識の部品箱を持っています。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』