クッション言葉

感謝を伝えるときの言葉遣いは注意が必要です。使い慣れない言い回しをすると、ぎこちなく、聞いている側からすると実に滑稽になります。これも訓練です。慣れた人の言葉の言い回しは実に流暢です。同じことを言っていても、一味付いた表現をしているはずです。クッション言葉を上手く使っています。 
クッション言葉とは、本来伝えたい事柄に一言を添えることにより、丁寧で理解しやすい内容になり、受け手の印象も変わる言葉のこと。お礼や謝罪など、ビジネスでは活躍する言葉です。
当然、文書やメールでも使え、コミュニケーションを円滑にもします。単に、「ありがとうございます」とか「感謝しています」とだけ言うのではなく、たとえば、「いつも親身になっての対応、ありがとうございます」「○○様のご尽力があってこその成果と、感謝しております」などのように使います。自分の「ことば」で表現です。
何に、どのようになどを意思表示ができますから、相手に伝わりやすく印象にも残ります。同じありがとうにも重みが増します。このクッション言葉、相手に応じて、礼を弁えた使い方が必要です。
参考:『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』