説話:ブッダの育児論(不思議な光景」)

次のような光景、眼にします。『親が子供に「ごめん」と謝る光景です。
親が子供に向かって謝っているのですが、見ていると、親は子供に対して謝るようなことは何もしていない。
本当は子供が悪いのに、子供は「自分のわがままを聞いてくれなかった親が悪い」と腹を立てているのです。』
こういった育て方をされた子供の将来はいったいどのようになるか、きっとそのままわがままな大人になるのでしょう。
これでは、子にとって、先生であるべき親は何処へ行ったのかです。
戦後長い間、まともな道徳教育がされない中で育った大人が親になっている結果の、現代日本です。
けじめある教育(躾け)教育が大切です。
Reference:「アルボムッレ・スマナサーラ師(スリランカ出身の僧侶)講義資料より抜粋し編集」
eお坊さんねっと 説話集より