ITノーティス:計画には人別の工数計画が必要

計画には、投入予定工数と実績が把握できる仕組みが盛り込まれている必要があります。又、作業の進行管理に加えて残作業(残項目、残課題、残工数など)の管理ができるようにすることが必要です。進みだけの管理をするのではなく、残作業の管理は重要です。
工数は実績に基づく力量を評価して見直して設定します。初めて活用する要員の初期のある一定期間については、こまめにフォローアップを行ない実績に基づく力量の測定が大切です。特定工程に限定せず、工程ごとにサイクル作業分についての確認(測定)をします。人により得意、不得意の作業がありますのでよく見極めることが必要です。
人別の測定実績に基づき、以降の担当作業分に対する生産性を推定し計画の検証(再設定)を行ないます。
人の能力は成果に大きく影響します。能力を見極めた人の割り当てが重要です。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」無料オンライン・ライブラリ「みんなの本町(文芸社)」より