ITノーティス:人の成長

人は、自主管理させることで自ら成長します。モチベーションの向上にもなります。いつまでも細かい指示を常に出して仕事をやらせていたのでは、担当者自身の工夫・改善がありません。
管理者は状況を見てフォローアップしましょう。指示をするときには、仕事の内容、機能(役割)の説明、目標(期限、数値目標など)、該当する範囲の環境や関連(契約事項などは当然含みます)などをきちんと説明し理解させておくことが必要です。単に作業レベルの指示では工夫・改善も生まれません。仕事と作業は大きく違います。
指示を受けた人は単に聞きましたということで済ませるのではなく疑問点は率直に質問し確実に理解する努力をします。そして、工夫・改善の提言、実行です。
「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より