説話:供養は「祖先との縁(えにし)」

供養ということば、「供給して養う」と書きます。
その意味合いは文字通りで、”霊前(仏前など)にお供物(くもつ)をする、読経する、食事をもてなす、貧者に施しをする”などです。これらの行為そのものが供養になります。
そもそも現在ある自分は突然と存在するものではなく、脈々と引き継がれ今があるのです。
そういった一連の系譜にある先祖への感謝をすることが、生かされている私たちができる供養の基本と云われています。
eお坊さんねっと 説話集より