ビジネスノーティス:幹部(上司)からの指摘事項

過去に、各場面、各局面において指摘を受けた事項などです。表現がきつくなっているところがありますが、極力そのときの(指摘など受けた)状況で表現してありますそのつもりでお読みください。
幹部からの指摘10ヶ条
①経緯と反省の整理が悪い
②全体機能をよく見ること
③正しいことをやること(間違いと正しくないことは違う)
④上司の指示でも、正しくないことは正しくない(コンプライアンス違反はとんでもない)
⑤正しくないことの訂正(是正)は先送りするな
⑥仕様打合せするときは御用聞きではだめである
⑦外注員のマネジャーはありえない。社員がきちんとまとめる体制をとること
・人事権も無く、お金の管理権も与えられない状態でマネジメントができるはずがない
コンプライアンス上での問題もある(指揮命令の運用には注意)
⑧人は立場で仕事をする
⑨仕事を始めるには計画をきちんと作ること(作成した計画は定期的にフォローせよ)
⑩ 基本設計が間違っているシステムは、修復に多大な時間とお金がかかることを覚悟せよ
こういうスタンスを持っていない「管理・監督者」は「管理・監督者」にあらず。必ずひずみが起こり、大きな問題を抱えることになります。この10ヶ条を、顧客の立場、管理する立場、具体的に担当する立場等、立場を変えて理解するといいでしょう。こういうことが出来ていない企業(組織)は、「管理・監督者」の基礎教育から行なうこと(自分だけはそうではないと思っている「管理・監督者」が意外と多いと感じませんか)が必要です。
著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より