説話(曲がらねば世は渡られぬ)

“正義や道理にかなった正しいことを振りかざして、正直や気まじめさを主張しても、それだけでは上手く世の中を渡ってはいくことができない”
「自分の意を曲げてでも融通をきかせ、世の中に同調することが大切です。
時には自分の主義・主張を無理に変えたり気持ちなどを抑えたりすることになったりもするが、相手に合わせることにより上手くいくことが多くあります。そのほうが世の中上手く生き延びることが出来ますよ。」
という社会生活における戒めのことわざです。
類似なものに、
「人の踊るときは踊れ」
「清ければ魚棲(す)まず」があります。
「IT坊主の無駄方便」/eお坊さんねっと 説話集より