認知症:協力・支援の事例「予防・訓練」

一緒に買い物にきていた家族から、連れがはぐれてしまったという申し出を受けたスーパーでは、対応マニュアルに沿って、館内にいるうちに早く探せるよう、同行者の了解を取って館内放送をしました。名前だけでなく、年齢や服装、特徴などの情報を放送したところ、近くにいた人からの連絡で、事なきをえました。
当該、スーパーでは、館内から出て行ってからでは見つけるのが遅くなる(事故などの心配もある)ということで、日頃からの訓練通り予め定めてあった従業員を出口に配置して水際作戦も忘れないようにしてあったのです。
→家族からの早い連絡と、スーパー側の予防・訓練が有効だったのです。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター養成講座標準教材「認知症を学び地域で支えよう(全国キャラバンメイト連絡協議会)」より引用・編集