日本語あれこれ(ミソ)

一昔前までは多くの農家では味噌(ミソ)は自分の家で作っていた。麹や塩加減、菌の種類によってそれぞれの味があり各家の自慢の一つでもあったのです。自慢することを『手前みそ』このミソ自慢からきた言葉です。
『そこがミソ』という表現も同様です。
つまり「ミソ」は最も得意とするところ、肝心なところという意味になります。
しかしながら、「そこがミソでして」などと『手前みそ』を並べ立てられた場合には、どこまで信用していいものかどうかです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より
「知っているようで知らない日本語」㈱ごま書房より引用&編集