日本語あれこれ(思い内にあれば色外に現る)

「おもいうちにあれば いろそとにあらわる」
心に何か思う事があると、自然に表情や所作、動作に現れる。「色」は顔色や表情のことを指しています。
心の中で清らかなことを思えば所作、動作も自然で無駄のないものになり自ずと言葉も美しくなる。逆に心の中で醜いことや穢れたことを思うと所作はぎこちなく、言葉も汚くなったりします。
例えば、恋をしているときにはその想いは表面に現れて(与える印象が、優しく、やわらかくなる)きます。想いが強ければ強いほど当事者のみならず、周りでも分かるのです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より